指名委員会等設置会社への移行に関するお知らせ

株式会社電通グループ（本社：東京都港区、代表取締役社長 CEO：五十嵐 博、資本金：746億981万円、以下「当社」）は、本日開催の取締役会において、2023年3月30日に開催予定の当社第174回定時株主総会にて承認されることを条件として、当社の機関設計を「監査等委員会設置会社」から「指名委員会等設置会社」に移行する決議をしました。

当社は従来から、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上を目的に、コーポレートガバナンスの充実を図っており、今回の移行は、この更なる強化を目的としています。これにより、監督機能と執行機能が明確に分離され、意思決定の迅速化および取締役会の監督機能の強化と透明性の向上を実現するとともに、取締役会から執行役へ業務執行権限を大幅に委譲することが可能となります。

＜指名委員会等設置会社への移行によるコーポレートガバナンス体制の変更概要＞

当社第174回定時株主総会での承認後に開催する取締役会にて3つの委員会（指名委員会・監査委員会・報酬委員会）の設置に関する決議を予定しています。本日、同株主総会にて選任予定の取締役候補者^※1も公表しましたが、この各委員会は、3名以上の取締役で構成され、その過半数および委員長は独立社外取締役となります。なお、各委員は以下のとおりです。

本件に伴い、株主総会では定款の一部変更についても上程する予定です。詳細は本日発表の下記適時開示をご参照ください。
「指名委員会等設置会社への移行に伴う定款の一部変更に関するお知らせ」(株)電通グループIRサイト：https://www.group.dentsu.com/jp/ir/

当社グループは、2023年1月1日から、事業変革の加速と経営の更なる高度化を実現するグローバル経営体制へ移行^※2し、多様性に富んだグループ・マネジメント・チームが執行にあたっています。また過半数を独立社外取締役とする取締役の選任、および上記の指名委員会等設置会社への移行によって（双方、定時株主総会での承認を前提）、監督機能の一層の強化も図ります。今後も、この執行機能と監督機能の両輪の強化により、当社グループの株主、顧客企業、パートナー、従業員などあらゆるステークホルダーにとっての「企業価値」の最大化、および社会全体への中長期的な価値の創出の実現を、より強力に推進していきます。

以 上

※1.　2023年2月14日付　株式会社電通グループの取締役候補者に関するお知らせ
NewsページURL：https://www.group.dentsu.com/jp/news/

※2.　2022年11月14日付　電通グループ、2023 年度経営体制「グループ・マネジメント・チーム」を発表
リリースURL：https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/pdf-cms/2022074-1114.pdf

【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ　グループコーポレートコミュニケーションオフィス　小嶋、杉浦、松永
Email：group-cc@dentsu-group.com

株式会社電通グループでは、新型コロナウイルス対策の一環として、現在リモートワークを実施しておりますので、同期間のお問い合わせは、Eメールにてお願いいたします。