取締役会議長メッセージ
企業価値向上に向けた取締役会による監督機能の強化

独立社外取締役
取締役会議長松井 巖
当社グループを取り巻く厳しい環境を踏まえ、取締役会では、グループガバナンスの進化、海外事業に関する構造改革の推進、資本政策及び財務戦略の見直しを重要テーマとして議論してきました。取締役会は、法定3委員会やファイナンス委員会とも緊密に連携しながら論点を整理し、重要な意思決定や業務執行の進捗に対する監督機能の強化に努めています。その結果、グループガバナンスについては一定の成果が見られたものの、海外事業の構造改革や資本政策・財務戦略については引き続き議論を深めていく必要があると認識しています。
特に海外事業については、過去の事業運営に起因する複合的な課題が残されていると認識しています。不振ビジネスの見直しや競争優位性の再構築、コストの最適化、組織構造の簡素化、グループガバナンスの強化などの経営課題に対して、執行が着実かつスピード感を持って実行されるよう、取締役会として適切な監督を行っていきます。
2025年3月、私は、独立社外取締役が過半数を占める取締役会の議長に社外取締役として初めて就任しました。取締役会では、多様な背景や専門性、経験を持つ取締役が活発な議論を行っています。重要テーマについては、多角的な視点から多様な意見が出され、予定時間を上回って議論が続くことも少なくありません。取締役会の実効性をさらに高めるためには、重要テーマに絞ったアジェンダ設定を行い、取締役会の多様な意見を引き出せる運営が重要であると考えています。
今後も、独立性と客観性を備えた取締役会運営に努めるとともに、取締役会の監督機能のさらなる強化と実効性の向上に取り組み、当社グループの中長期的な企業価値向上に貢献していきます。