2008-
人、そして社会のために、
新たな価値を創造するイノベーション
Integrated Communication Designを通じて、
「Good Innovation.」を実現
21世紀初頭には、10年ほどの間に電通の事業構造に大きな影響を及ぼすいくつもの社会的変化があった。インターネットやモバイル端末などのコミュニケーション技術が高度化し、出生率の低下や高齢化社会などにより人口構成が大きく変化した。グローバリゼーションの波が世界中に及ぶと共に、エマージング・マーケットが急速な発展を遂げていった。
2008年、髙嶋社長は、事業領域すべてにおけるスペシャリストとしての能力を強化し、総力を結集して成果を出せる組織を目指すため、電通グループの新たな変革を宣言した。
翌年には新たな企業理念「Good Innovation.」を打ち出した。そこには、電通グループの事業領域は、国内外の市場において最適な統合ソリューションを提案し、クライアントの経営課題からコミュニケーションまでの分野をカバーする「Integrated Communication Design」であると規定されている。
同年、さらに新中期経営計画「Dentsu Innovation 2013」が発表された。「プラットフォーム時代への挑戦」をスローガンに、コンテンツ配信、ITソリューションやスマートグリッドなどの領域における新たなプラットフォームの創造を目指す計画であった。
- 写真1:2010年に英語圏の国々で刊行された、電通のマーケティング手法であるクロススイッチを紹介した書籍「The Dentsu Way」
- 写真2:「Good Innovation.」は「社会全体に、より良い未来と幸せをもたらす」ことであると説明する髙嶋社長。
- 写真3:企業理念ステートメント:
「その手があったか」と言われるアイディアがある。
「そこまでやるか」と言われる技術がある。
「そんなことまで」と言われる企業家精神がある。
私たちは3つの力でイノベーションをつくる。
人へ、社会へ、新たな変化をもたらす
イノベーションをつくっていく。