Sustainabilityサステナビリティ

北風GCSO(グローバル・チーフ・サステナビリティ・オフィサー)メッセージ

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㈱電通グループ
グローバル・チーフ・サステナビリティ・オフィサー
北風 祐子

困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していく

dentsuが真に顧客と社会の未来への成長に貢献するためには、非財務価値の創出に向けた取り組みが極めて重要です。
dentsuのサステナビリティ戦略は、困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していくことです。ただ持続可能であればよいのではありません。未来の可能性を創っていくのです。そのために、まず、現在の制約にとらわれず、理想の未来を描きます。どうすればその未来が実現できるのか、これまでの延長線上で考えるのではなく、自由に発想します。そして、私たちが創業以来培ってきた「人間への洞察力」を活かして、人の考え方や行動に変革をもたらすことで、社会全体のサステナビリティ推進に貢献できると信じています。
 

さらには、自社の短期的利益だけでなく、社会の中長期の持続性を重視するという価値観を、ステークホルダーの皆さまと共有することが大切です。
例えば、2023年10月にdentsuは、マーケティングコミュニケーション活動に伴い排出される温室効果ガス(GHG)の可視化と削減を目的に、マーケティング領域の脱炭素化イニシアティブ「Decarbonization Initiative for Marketing」を立ち上げました。マーケティングコミュニケーションに携わるステークホルダーとともに、脱炭素社会の実現に向けた業界全体のあるべき姿を議論していくことを目指しています。

社会的価値を生み出すためには、企業、政府、市民社会の協働が鍵となります。三者をつなぐ力。これはdentsuの最大の強みの一つです。私たちは、三者をつなぎ、グローバルに活躍する多様な人財の創意を活かすことで、以下の5つのインパクトが大きい領域において、未来の可能性につながる体系的な変革を起こし、牽引していきます。
・私たち自身のサステナビリティ・トランスフォーメーションを加速する
・業界の変革を推進する
・異業種間でパートナーシップを組む
・社会の持続可能な選択を促す
・社会の仕組みを変える提案をする

私たちは、「他者とともに、社会の未来を創る」という精神で、企業活動を通して、社会を変革していきます。

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電通グループのサステナビリティ

2024年、「2030サステナビリティ戦略」をアップデートしました。「困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していく」ことにより、当社グループと社会のサステナビリティの実現を目指します。

サステナビリティ推進体制

電通グループが2023年1月からグループ・マネジメント・チームによるグローバル経営体制へと移行したことに伴い、グループ・マネージメントボードの直下に「グループサステナビリティ委員会」を設立しました。
2024年1月からは、グローバル・チーフ・サステナビリティ・オフィサー北風祐子が議長を務めています。
2024年度の同委員会は、さまざまな専門性と地域性を持つ8名のメンバーで構成され、年4回の会議を通じて多様な視点からサステナビリティ経営推進のための目標の進捗を確認、評価しています。2022年以降、ESGパフォーマンスに関する進捗は、当社グループの役員インセンティブ制度の構成要素となっています。

中期経営計画におけるESG目標

  • CO₂排出量

     

    2030年までに

    46%削減

    (2019年度比)

  • 再生可能エネルギー使用率

     

    2030年までに

    100

    (再生可能エネルギーが
    利用可能な国・地域限定)

  • 従業員エンゲージメントスコアの
    向上、従業員DEIの強化

    女性リーダー比率 2030年までに

    45

※「リーダー」とは、当社グループ各社の取締役および経営執行に携わる人財と定義し、45%の目標は性自認をめぐる認識の変化をサポートするためと、各地域の特性を考慮して、5%の柔軟性をもたせた設定です。

第三者保証報告書

参画するイニシアティブ

dentsuは、当社グループのパーパスとビジョンを実現するため、公平で持続可能な社会の実現に向けたさまざまなイニシアティブに参画・協働しています。

上記に加え、dentsuはWorld Economic Forum(世界経済フォーラム)の戦略パートナーです。

外部機関から高評価を獲得

電通グループは、企業のサステナビリティに関する活動に積極的に取り組んでおり、外部機関より様々な評価・認定を受けています。

統合レポート2023(2023年8月4日公開)

2016年版からアニュアルレポートとサステナビリティレポートを統合しています。さらに詳しい情報は統合レポートをご覧ください。

統合レポート2023の表紙画像

サステナビリティ・コミュニケーションガイド

電通グループは、企業や団体のサステナビリティの取り組みと、誠実なコミュニケーション活動の推進を通じた持続可能な社会づくりへの貢献を目指し、サステナビリティ・コミュニケーションガイドを作成、無料公開しています。

(株)電通グループ/電通Team SDGs
「サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023」

サステナビリティ・コミュニケーションガイド2023の表紙画像

「リプレゼンテーション」の推進

電通グループでは、マイノリティグループが正当な代表性を持って公平に扱われている状態「リプレゼンテーション」の実現をめざして、グローバル全従業員約71,000人を対象に、様々な啓発活動を推進しています。4つの各事業地域における主要な取り組みをご紹介します。

持続可能な社会を実現するdentsuの取り組み

私たちは社会に与えるインパクトの大きさを考慮して、SDGsをはじめとした社会課題にグループ全体で積極的に取り組んでいます。従業員ひとりひとりの行動によりステークホルダーとの絆を深めて、新たな価値を生み出すことが私たちの目指す姿です。

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