グローバルCEO
メッセージ

代表執行役社長 五十嵐 博

人の創造力と
洞察力から生まれるイノベーションで、
社会をポジティブに変革する

株式会社電通グループ
取締役 代表執行役 社長 グローバル CEO
五十嵐 博

電通グループ(dentsu)の存在意義は、企業の事業課題の先にある社会課題を見据え、クライアントとともに解決策を創出し、社会をポジティブに変革していくことです。私がCEOに就任して以来、グローバル経営方針として掲げてきた「B2B2S(Business to Business to Society)」は、経済的価値と社会的価値の双方を創出するという私たちの覚悟を示すものです。社会が直面するさまざまな課題に真摯に向き合い、持続可能な成長を実現するために、dentsuはクライアントやパートナーとともに挑戦を続けています。

変化のスピードがかつてないほど加速する中で、テクノロジーの進化や生活者の価値観の変容に対応しながら、私たちは「人起点の変革の最前線に立ち、社会にポジティブな動力を生み出す」というビジョンを掲げています。この「人起点」という考えには、dentsuの多様な人財が持つ創造力、生活者への深い洞察、そして人が生きる社会を前向きに変える変革力という3つの意味を込めています。2024年には新たなグローバルブランド・プロポジション「Innovating to Impact」を発表し、トランスフォーマティブ・クリエイティビティ、メディア、データ、テクノロジーを統合したソリューションを通じて、クライアントの成長を促進し、同時に社会や世界にポジティブなインパクトをもたらすという強い決意を示しました。

私たちが目指すのは、生活者を深く理解し、その洞察に基づくアイデアと実行力でクライアントの課題を解決し、社会の課題も同時に解決していくことです。多様なバックグラウンドを持つ人財がチームとなり、それぞれの強みを掛け合わせることで、これまでにない発想やソリューションを生み出します。124年にわたる歴史の中で培ってきた変革の精神を大切にしながら、未来志向でイノベーションを創出し続けることがdentsuの責任であり、強みであると考えています。

一方で、前中期経営計画の目標未達を真摯に受け止め、2027年度を最終年度とする新たな中期経営計画を策定しました。事業ポートフォリオの見直しと資本・人財の重点領域への集中投下を通じ、持続的かつ力強いオーガニック成長を目指します。また、急速に変化する競争環境・事業環境の中で勝ち抜いていくため、「各マーケットでクライアントのグロースパートナーになることでグローバルに成長する」という戦略のもと、地域ごとの特性やニーズに応じた柔軟な戦略を実行していきます。特に海外では米国市場へ一層注力するとともに、メディア領域の付加価値向上を進め、日本市場では競争力をさらに強化することでクライアントのバリューチェーン全体を支援しながら、日系クライアントの海外展開や現地ビジネスもグローバルネットワークを活かして支援していきます。

さらに、2030年を見据えた「2030価値創造戦略」では、Integrity、People & Culture、Innovation、Environmentという4つの重要課題を中心に据え、「事業を通じて困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出す」ことを目指します。非財務領域の取り組みを事業戦略と一体となって推進することで、社会や株主をはじめとしたすべてのステークホルダーの皆さまからの信頼に応えていきたいと考えています。

dentsuの最大の強みは、生活者を知り、創造力と洞察力を持ち、実行する多様な人財です。その力こそが、クライアントに寄り添いながら連続的なイノベーションを生み出し、経済的価値と社会的価値を同時に創出する原動力になります。私たちは、一人ひとりが自らの役割に誇りと責任を持ち、誠実に取り組むことで信頼を築き、「人が生きる喜びに満ちた活力ある社会」の実現を目指してまいります。

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