グローバルCEO
メッセージ

代表執行役社長 五十嵐 博

人が生きる喜びに満ちた
活力ある社会を実現する

株式会社電通グループ
取締役 代表執行役 社長 グローバルCEO
五十嵐 博

電通グループ(dentsu)の存在意義は、多様な視点を持つ人々とつながりながら、かつてないアイデアやソリューションを生み出し、顧客企業や社会の持続的な発展を実現することです。

現在、私たちを取り巻く外部環境は、これまでにないほどのスピードで大きく変化しています。テクノロジーの著しい進化によるビジネス環境の変化だけでなく、地球環境も大きな課題に直面しています。持続可能な社会へ向けて、顧客企業の事業課題の更に先にある社会課題を見据え、これまでの延長線上ではない、まったく新しい未来を発想し、創造していかなければなりません。

そのような環境下において、B2B2S(Business to Business to Society)を標榜するdentsuは、経済的価値と社会的価値双方の創出に率先して取り組み、企業価値を創造していきたいと考えています。

私たちの長期的な競争戦略は、マーケティング、テクノロジー、コンサルティングの融合する高度成長領域において、dentsu全体で保有するグループの多岐に渡るケイパビリティを統合して顧客企業に提供するIntegrated Growth Solutions (インテグレーテッド・グロース・ソリューション)を推進することです。新たに策定したブランド・プロポジション「Innovating to Impact」のもと、One dentsuとしてグローバルにIntegrated Growth Solutions の提供を加速することで、顧客企業やパートナー企業と協働し、新たな価値を創出していきます。

また、より能動的に社会やステークホルダーに対する責任を果たしていくことを目的に、2024年に「2030サステナビリティ戦略」をアップデートしました。「困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していく」ことにより、当社グループおよび社会のサステナビリティの実現を目指します。「2030サステナビリティ戦略」は重要な経営戦略のひとつであり、事業戦略と密に連携しながら進めていくことが大切だと考えています。

ガバナンス及び内部統制についても、さらなる実効性の向上へ向けた取り組みを進めています。「仕事への取り組み方を刷新することで、すべてのステークホルダーに対する責任を果たす」ことを目的に、当社グループ全体において意識行動改革を推進し、グループ行動憲章を浸透させることで、インテグリティを最優先とする組織風土の実現を図っていきます。

dentsuは、創業以来一貫して「人が資本」の企業です。創造力と実行力に長けた多様な人財こそが、持続的な企業価値向上の源泉です。そして、私たちは、120年以上に渡る歴史を通じて、つねに人や社会を見つめ続けてきたことで培った「人への洞察力」も備えています。

一人ひとりが持つクリエイティビティのある発想力と実行力を結集し、イノベーションを起こしていくことで、当社グループのビジョンである「人起点の変革」の最前線に立ち、社会にポジティブな動力を生み出す。それがdentsuの描く未来の姿です。

私たちは、顧客企業をはじめとしたステークホルダーの皆さまとともに、「人が生きる喜びに満ちた活力ある社会」の実現を目指してまいります。

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