マテリアリティ

電通グループは、パーパスとして定めた「an invitation to the never before.」を実現するとともに、ステークホルダーに対する企業価値を最大化するため、「経営視点での重要性」「ステークホルダー視点での重要性」の2軸の分析を経て、マテリアリティを新たに策定しました。これらのマテリアリティを、電通グループが持続的に成長・価値提供していくための重要課題と捉え、経営の新体制の下でB2B2S企業への進化を目指していきます。

電通グループのマテリアリティ

企業倫理とコンプライアンス/データセキュリティ

  • 企業倫理・コンプライアンス
  • データプライバシーとサイバーセキュリティの強化
  • リスクマネジメントの強化
  • コーポレートガバナンスの強化

人的資本の開発

  • 人財育成と人的資本の拡充
  • ウェルビーイングと労働環境の向上
  • 将来世代の育成

イノベーションに導くリーダーシップ

  • 協創に向けたステークホルダーエンゲージメント
  • 顧客企業エンゲージメントの強化とロイヤリティの醸成
  • 社会課題解決のためのクリエイティビティとテクノロジーの活用
  • 地域コミュニティ、社会発展への貢献
  • 新たなアイデアの実現によるイノベーションの牽引
  • 新たな価値提供による市場創出

気候変動へのアクション

  • 持続可能なサプライチェーンの構築
  • ネットゼロエミッションの実現
  • 持続可能な消費を促す広告・事業活動の推進

DEI

  • ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン
  • 人権の尊重
  • 責任あるメディア・広告活動

マテリアリティ策定のプロセス

Step1 課題の抽出

電通グループの現状及び将来を見据えた経営戦略やビジネスモデル、取締役会やサステナビリティ関連会議資料、パーパスの分析等より、重要課題を洗い出しました。更に、電通グループの事業領域における①評価機関、専門機関、NGO/NPO等が発行しているレポートやフレームワーク分析、②サステナビリティに関するメディア報道分析、③AIによる親和性の高い社会課題分析、を経て合計36の課題を抽出しました。

Step2 課題の優先順位付けとグルーピング

Step1で抽出した課題について、パーパス実現のために不可欠なもの、電通グループの価値提供の源泉となるもの/阻害要因となるもの、の観点から、電通グループの経営陣、ステークホルダーへのインタビューやアンケート調査を行い、定量的に評価を実施。それらの評価結果を「経営視点での重要性」「ステークホルダー視点での重要性」の2つの軸でマッピングし、特に優先度の高い19の課題を特定しました。
更にそれらを5つの大きなテーマに分類し、マテリアリティの素案を作成しました。

Step3 経営による承認

マテリアリティの素案について、グループサステナビリティ委員会、グループ経営会議、グループ取締役会の各会議体において議論を重ね、電通グループの重要事項としての妥当性が確認、承認されました。今年度以降は、このマテリアリティに対する取り組みを本格化させていくとともに、社会情勢の変化や経営方針、ステークホルダーからの期待に応じて、定期的にマテリアリティの見直しを行っていく予定です。

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