2020-

新しいdentsuへ向けた改革に着手

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純粋持株会社体制に移行し、山本敏博が(株)電通グループ初代社長に就任

電通グループを巡る事業・経営環境が急激に変化する中、2018年12月、一連の変化に適切かつ迅速に対応しグループの持続的な成長を達成するためには、グループ&グローバルの観点から社内外の経営資源の獲得と配分を適時に実現し、多様性に富んだ人材のマネジメントと開かれた組織文化の醸成を一層促進するとともに、最適なグループ・ガバナンスを実現する体制の確立が急務と考え、2020年1月に純粋持株会社体制に移行することを決定した。

そして、2020年1月1日、純粋持株会社の(株)電通グループ((株)電通から商号変更)が立ち上がり、山本敏博が初代社長に就任した。また、同時に国内事業を統括・支援する組織として(株)電通グループの社内カンパニー「電通ジャパンネットワーク」を立ち上げ、同社の初代社長執行役員(CEO)に五十嵐 博が就任した。電通ジャパンネットワークには、dentsuの国内事業を支える約130社全体を指す意味もあり、今後同ネットワークは各社間の連携強化でシナジーの創出を図り、国内事業のトランスフォーメーションを加速させていく。

これにより国内事業は電通ジャパンネットワーク、海外事業は電通イージス・ネットワーク、それを支援する純粋持株会社の(株)電通グループ、という組織構造が確立された。

引き続き国内外の市場において、専門性および統合力の向上ならびに事業基盤の拡張に取り組み、顧客企業の事業成長支援に資するグローバルネットワーク「one dentsu」として、持続的な成長に向けた変革を加速していく。

one dentsuを促進すべく海外事業のブランド名を「電通インターナショナル」に変更し、ウェンディ・クラークが海外事業のグローバルCEOに就任

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2020年9月、グローバルにone dentsuとなっていくため、海外事業のブランド名を電通イージス・ネットワーク(Dentsu Aegis Network)から電通インターナショナル(dentsu international)に変更。併せて、株式会社電通グループの海外連結子会社でdentsuの海外事業を統括・支援する「電通イージス・ネットワーク社」(Dentsu Aegis Network Ltd.)「電通インターナショナル社」(Dentsu International Limited)に商号変更した。
また、世界的ブランド企業や広告会社でリーダーシップを発揮してきたウェンディ・クラーク(Wendy Clark)が2020年9月からdentsuの一員となり、海外事業のグローバルCEOとして着任した。全世界でコロナ禍の影響を受ける厳しい事業環境の中でも、海外事業の変革と持続的な成長を目指していく。

  • 写真1:
    (株)電通グループの山本敏博社長。
  • 写真2:
    電通インターナショナル社のウェンディ・クラーク(Wendy Clark)グローバルCEO。(2022年12月末に退職)

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