2001-
「歴史から学び、新たな時代のパイオニアとなれ」
-成田社長、東証一部上場の祝賀会にて
コミュニケーションの力で、サステナブルな社会を実現
公開会社として、電通は法令順守/人権/環境問題などに対しても真摯に取り組んできた。2004年には、電通グループ行動規範を制定し、グループ全従業員が社会に対して負う責任とその実践方法について示した。
2005年、電通は世界の環境問題に対する取り組みの一環としてISO14001認証を取得した。2008年には、第11代社長の髙嶋達佳が電通グループによる環境問題に対する姿勢をさらに強化すべく、環境関連問題について考える内部組織「環境戦略会議」を発足させた。
同年、電通は広告業界で初めて、環境省が創設したエコ・ファースト制度において、エコ・ファースト企業としての認定を受けた。また、電通は独自のコミュニケーションスキルを活用し、より良い社会の実現を目指す各種活動にも積極的に関与している。具体的な事例としては、子どもの表現力、発想力を育てる「広告小学校」や、NPOのコミュニケーション力向上を図る「伝えるコツを身につけよう」、中国における広告教育の進展を目的とした「電通中国広告 人材育成基金プロジェクト」、識字率の改善を目指したユネスコの「世界寺子屋運動」などが挙げられる。
データセキュリティに関しては、堅牢を究めたデータ管理システムを採用している。2007年にはグループとして、ISO/IEC 27001:2005ならびにJIS Q 27001:2006規格の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得している。
- 写真1:「広告小学校」の授業で制作した短編CFを演じる子どもたち。
- 写真2:「第1回IAA 電通世界学生ポスターコンペティション」の世界第2位受賞作。