電通グループ、米国「E-Nor社」買収により、データアナリティクス・コンサルティング領域を強化

株式会社 電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円、以下「当社」)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」※を通じて、米国のデータアナリティクス・コンサルティング会社「E-Nor, Inc.」(イーノア、本社:サンタクララ市、CEO: Feras Alhlou、以下「E-Nor社」)の株式100%を取得しました。

2003年に設立されたE-Nor社は、米国における有力な独立系アナリティクス・コンサルティング会社であり、Googleマーケティングプラットフォーム分析の先駆者として成長を遂げてきました。現在では北米・中近東に38名の従業員を抱え、Fortune 500をはじめとする顧客企業に対して、Google Analytics 360等のライセンス販売から実装、データ分析、コンサルティングに至るまで、幅広いデータアナリティクス関連の専門的サービスを提供しています。

本件買収の目的は、当社が2016年に買収したマーケティングアナリティクス・コンサルティング会社「Cardinal Path」(カーディナル・パス、本社:カナダ・バンクーバー市)の北米における事業規模の拡大とサービス機能の強化にあります。今後当社は、E-Nor社を「Cardinal Path」傘下に加え、グループ各社との協業を進めることで、世界有数のGoogleマーケティングプラットフォームのセールス・サービスプロバイダーとして、より競争力の高いデータアナリティクス・コンサルティングサービスを提供していきます。

なお、本件が当社の2020年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※電通グループの海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(本社:英国ロンドン市)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu (Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

【E-Nor社の概要】
正式社名:E-Nor, Inc.(E-Nor社)
本社所在地:米国カリフォルニア州サンタクララ市(米国他都市、カナダ、エジプト、リビアにも拠点を持つ)
設立:2003年5月
株主構成:電通イージス・ネットワーク社100%
収益(Revenue):740万ドル(約8.1億円)(2019年12月期)
代表者:Feras Alhlou (CEO)
従業員数:38名
事業内容:データアナリティクスに関するライセンス販売、コンサルティングサービス等を提供

以上

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