固定資産(電通銀座ビル)の譲渡および譲渡益の計上見込みに関するお知らせ

株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表執行役 社長 グローバルCEO:五十嵐 博、資本金:746億981万円)は、本日開催の取締役会において、当社が保有する固定資産(電通銀座ビル)の譲渡について決議し、同日付で譲渡契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

1. 固定資産の譲渡の理由
適切なキャピタルアロケーションを行うために必要な資金ニーズに充当することを目的として、本譲渡を決定いたしました。
また、施設の老朽化に伴う修繕費用や固定資産税等のコストを抑制し、資産の効率的な運用を図ることで、事業オペレーションと資本効率の両面においてシンプルで持続的な事業構造の実現を目指します。

2. 譲渡資産の内容

資産の内容
および所在地

譲渡益

現況

電通銀座ビル

• 所在地:
東京都中央区銀座7丁目101番1号

• 竣工:
1933年(昭和8年)12月

• 敷地面積:
696.64㎡

• 構造:
鉄筋コンクリートブロック造 地下2階・地上8階・屋階・塔屋付

約300億円
(見込額)

直近では関連広告団体、吉田秀雄記念事業財団、電通育英会等がオフィスとして利用していたが、現時点は未使用

※譲渡価額及び帳簿価額につきましては、譲渡先の要望により開示を控えさせていただきます。

3. 譲渡先の概要
譲渡先との守秘義務契約に基づき、公表は控えさせていただきます。なお、当社と譲渡先との間には、資本関係、人的関係はなく、当社の関連当事者にも該当いたしません。

4. 本譲渡の日程

(1)取締役会決議日:2025年12月24日

(2)契約締結日:2025年12月24日

(3)譲渡(引渡)日:2026年1月30日(予定)

5. 今後の見通し
本譲渡により、約300億円の譲渡益を2026年度に計上する見込みです。これにより、IFRS会計基準である当社の2026年度連結業績において、営業損益へ約300億円、当期損益(親会社の所有者に帰属)へ約220億円のプラスの影響が見込まれます。事業上の利益指標である調整後営業損益、および調整後当期損益(親会社の所有者に帰属)への影響はありません。
当該損益影響を反映した2026年度の当社連結業績予想については2026年2月の2025年度通期決算発表にてお知らせする予定です。

当社は今後も、資産の最適化を通じて財務基盤の強化および資本効率の向上を図り、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。

【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス 小嶋、杉浦
Email:group-cc@dentsu.com

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