電通グループ、サステナブルビジネスへの変革を加速させるためにIMDビジネススクールの研究を支援

― ゴータム・チャラガラIMD教授がdentsu group Chairに就任 ―

株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表執行役 社長 CEO 五十嵐 博、資本金:746億981万円、以下「当社」、当社および当社グループ企業を総称して「dentsu」)は、IMDビジネススクール(正式呼称 International Institute for Management Development、本部:スイス連邦 ローザンヌ市、代表:Jean-François Manzoni学長、以下「IMD」)のサステナブルビジネス関連の研究支援を開始し、ゴータム・チャラガラ教授が「dentsu group Chair(サステナブル戦略とマーケティング)」に就任しました。Chairは、社会と環境にプラスの影響を与えることを目指す企業のために、最先端の知見と実践的な解決策を生み出すことを目的とするIMDのCenter for Sustainable and Inclusive Business (サステナブル&インクルーシブビジネスセンター)の取り組みをサポートします。

この研究支援を通して、IMD戦略・マーケティング分野の第一人者であるチャラガラ教授らの研究チームが、ビジネスアクセラレーターである「dentsu good」を始め、サステナブル・ビジネス・ソリューションにおいて顕著な実績を上げてきた当社と連携することになります。期待する研究成果のひとつに、企業や事業のサステナブルビジネス変革を測定する指標の開発があります。サステナブルビジネスの推進が、生活者意識やブランドの企業価値に具体的にどのような影響をもたらすのか、理解する上での手がかりをこの指標で提供します。

チャラガラ教授は、米国マーケティング協会が発行するJournal of Marketingの最優秀論文に贈られるメイナード賞を2015年に受賞した著名な研究者です。多くの企業がデジタル革命に直面する中で、ビジネスモデルを見直し、新たな可能性を構築することを支援してきました。現在は、サステナビリティに関連する課題やチャンスを企業の戦略に取り入れる支援も行っています。「サステナビリティをビジネスモデルの中心に据えることは、複雑さを伴うものであり、枠にとらわれない発想が求められています。この事象の複雑さを理解する確かな方法はただひとつ、研究を通してしかありません」とチャラガラ教授は述べています。

研究成果はIMDから発表するほか、当社とIMDは、研究成果の普及や様々なステークホルダーとの交流を図るため、サステナビリティ関連のイベントの共催も検討しています。さらに当社では、この研究による知見を、dentsuの関連ソリューションの更なる高度化に活かし、経営方針である「B2B2S(Business to Business to Society)」を実践し、顧客企業と共に社会課題を解決することで、社会の持続的成長に貢献していきます。

IMDビジネススクール (IMD、International Institute for Management Development)について
IMDはビジネスエグゼクティブによって設立された、ビジネスエグゼクティブのための独立した学術研究・教育機関です。スイス・ローザンヌとシンガポールに拠点があり、世界中の意欲的な個人や組織から信頼される学びの伴走者を目指しています。IMDの経営幹部教育と学位プログラムは、英フィナンシャル・タイムズ、Bloomberg、Forbesなどから、常に世界最高水準の評価を受けています。

※:正式名称は、dentsu good: a sustainability accelerator。顧客企業の事業成長と社会貢献の両立を実現するため、あるいは事業を通じて社会的課題を解決したいという新たな需要に応えるために、グローバルに編成された専門チームが主導して提供しているdentsuのサステナビリティ関連ソリューション。

以 上

【本事業に関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ ソリューションズオフィス
Email:dentsugood@dentsu.com 

【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス 小嶋、松永
Email:group-cc@dentsu-group.com

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