マクロミル株式の売却(ブロックトレードによる手法)に関するお知らせ

株式会社電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円、以下「当社」)は、株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役社長 グローバルCEO:佐々木 徹、以下、「マクロミル」)の株式をブロックトレードの手法により売却(以下「当売却」)しましたので下記のとおり、お知らせします。

1.株式売却の目的
当社は、2012年に当社グループのインハウス・マーケティング・リサーチ企業として、マクロミルと合弁企業を設立(現在の電通マクロミルインサイト)し、その後、マクロミルの新規株式公開に伴い、同社持分を取得し両社の協力関係を強化してきました。
他方、当社グループは2020年8月より、「合理的な事業構造による統合ソリューションの高度化」、「コスト構造の改革」、「バランスシートの効率化加速」、「これらによる長期的視点での株主価値の最大化を図ること」を目的として“包括的な事業オペレーションと資本効率に関する見直し”に着手し、非事業資産の活用・売却を含め、各種施策を遂行してきました。また、コーポレートガバナンス・コードの適用・改定に伴う政策保有株式の縮減に対する社会的要請の高まりに鑑み、保有株式については常に見直しを行ない、縮減に積極的に取り組んでいます。
今般、当社が保有するマクロミル株式についてもこれらの視点から見直して同社とも協議した結果、両社間の協業関係は安定した状況にあり、当社による同社株式の保有の有無にかかわらず従来どおりの緊密な協力関係を今後も維持・継続することは充分に可能であると確認されたことから、当社が保有する同社株式を売却することにしました。
当社は今後も、長期的視点での株主価値の最大化を目的に、保有株式を含む非事業資産について活用・売却の検討を継続します。

2.株式売却の内容

(1) 売却株数 2,590,000株
(2) 売却総額 約20.5億円
(3) 売却前および売却後の
当社保有株数
売却前:2,590,000株(所有株式数の割合:6.4%)
売却後:0株
(4) 売却方法 ブロックトレードの手法による証券会社への売却
(5) 売却日 2021年4月27日

※マクロミル発行済株式(自己株式を除く)の総数に対する所有株式数の割合

3.業績への影響
当売却による2021年度の当社業績への影響としては、個別決算において約6.6億円の投資有価証券売却損の計上を見込んでいます。なお、連結決算においては、国際会計基準(IFRS)に準拠しているため連結損益計算書への影響は無く、「その他の包括利益」として会計処理されます。

4.当社グループとの関係
当売却は、マクロミルとの協業・取引関係等に影響を及ぼすものではありません。電通マクロミルインサイトや他の事業を通じ、今後も当社グループはマクロミルとの良好な協力関係を維持していきます。

以 上

【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス
TEL:03-6217-6601 Email:group-cc@dentsu-group.com

株式会社電通グループでは、新型コロナウイルス対策の一環として、現在リモートワークを実施しておりますので、同期間のお問い合わせは、Eメールにてお願いいたします。

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