保有株式の一部追加売却に伴う、当社個別決算における特別利益の追加計上について(経過報告)

株式会社 電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円、以下「当社」)は、2020年12月2日発表のニュースリリース「保有株式の一部売却に伴う、当社個別決算における特別利益計上について(経過報告)」において、モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社が、662万4,000株を上限として、当社が保有する株式会社リクルートホールディングス(東証第1部 コード番号:6098、以下「RH社」)普通株式を追加的に取得する権利を有する旨をお知らせしておりましたが、本日同権利が行使されたことに伴い、特別利益を追加で計上する見込みとなりましたので、下記のとおりお知らせします。

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社による、RH社普通株式を当社から追加的に取得する権利の行使により、当社はRH社普通株式662万4,000株を1株3,869.67円で売却し、投資有価証券売却益約240億円を2020年12月期の当社個別決算において特別利益として計上する見込みです。
なお、当社連結決算は国際会計基準(IFRS)に準拠しているため、投資有価証券売却益は「その他の包括利益」として会計処理されます。また、上記662万4,000株の売却による売却総額は約260億円となる見込みです。

2020年12月2日に発表したRH社普通株式4,337万6,000株の売却による投資有価証券売却益約1,550億円と上記662万4,000株の売却による投資有価証券売却益約240億円を合計すると、当社は個別決算において5,000万株の売却により投資有価証券売却益約1,790億円を2020年12月期に計上する見込みとなります。なお、上記5,000万株の売却総額は約1,940億円となる見込みです。また、当社によるRH社保有株式数は、上記5,000万株の売却後は355万株となります。

RH社普通株式の売却によって得ることが想定される資金は、事業トランスフォーメーション加速のための計画の推進、および過去に実施したマークル社を含むM&Aに関する支払いに充当される予定です。
2020年8月から着手している“包括的な事業オペレーションと資本効率に関する見直し”は、「合理的な事業構造による統合ソリューションの高度化」、「コスト構造の改革」、「バランスシートの効率化加速」、「これらによる長期的視点での株主価値の最大化を図ること」を目的として具体的に進捗しており、当売却はこの“包括的見直し”の1つの施策として実施しております。
当社グループは、この“包括的な見直し”と“事業トランスフォーメーション加速”によって実現する高品質な統合ソリューションで顧客企業の成長に貢献し、同時に、当社グループの持続的な成長と収益性の確保を目指します。その全体像については来年2月中旬を目途に、改めてお知らせする予定です。

以 上

【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス
TEL:03-6217-6601 Email:group-cc@dentsu-group.com

株式会社電通グループでは、新型コロナウイルス対策の一環として、現在リモートワークを実施しておりますので、同期間のお問い合わせは、Eメールにてお願いいたします。

閉じる

このウェブサイトではサイトの利便性の向上を目的にクッキーを使用します。ブラウザの設定によりクッキーの機能を変更することもできます。詳細はクッキーポリシーをご覧ください。サイトを閲覧いただく際には、クッキーの使用に同意いただく必要があります。