2020年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2020.05.27
- IR(適時開示)
- 経営・組織
株式会社 電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円、以下「当社」)は、2020年2月13日に公表した2020年度通期(2020年1月1日~12月31日)の連結業績予想を一旦取り下げることといたしましたので、下記のとおりお知らせします。
記
1. 2020年度 連結業績予想数値の修正(IFRS基準、2020年1月1日~12月31日)
※1.「調整後営業利益」は、営業利益から、買収に伴う無形資産の償却費、M&Aに伴う費用、被買収会社に帰属する株式報酬費用および減損、固定資産の売却損益などの一時的要因を排除した恒常的な事業の業績を測る利益指標です。
※2.「オペレーティング・マージン」は、「調整後営業利益÷売上総利益」で計算しています。
※3.「親会社の所有者に帰属する調整後当期利益」は、当期利益(親会社所有者帰属分)から、営業利益に係る調整項目、関連会社株式売却損益、アーンアウト債務・買収関連プットオプション再評価損益、これらに係る税金相当・非支配持分損益相当などを排除した、親会社所有者に帰属する恒常的な損益を測る指標です。
2. 業績予想の修正理由
当社は、2020年3月25日付ニュースリリース「新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関するお知らせ」において、コロナ禍により、2020年2月13日に公表した2020年度通期連結業績予想の前提となった事業環境が大きく異なることになった旨をお伝えしました。
コロナ禍の影響で、業界全体の需要が減衰し、当社グループもその影響を免れることは難しく、国内外の業績に影響が出始めています。そのため、現時点で、2020年度は大幅な収益減少をリスクシナリオとして想定しています。
第1四半期はその影響を少しでも緩和し、利益率を維持し、従業員の雇用を守るべく、迅速なコストコントロール施策を実施してきました。しかしながら、コロナ禍の影響による不確実性は高まる一方であるため、2020年度の連結業績予想を取り下げ、「未定」とすることにいたしました。
今後も引き続き情報収集と分析に努め、2020年度通期連結業績予想が一定の合理性をもって算出できる状況になりましたら、速やかにお知らせします。
なお、足元では厳しい事業環境が続いていることから、第2四半期(4~6月)は、2020年度では一番大きな影響を受ける四半期になると見ています。
また配当に関しては、当社は配当方針として「継続性」と「安定性」を重視しており、2020年度の第2四半期末(47.5円)および期末(47.5円)の配当予想(年間95円)を現時点で変更することは考えておりません。引き続きバランスシートが生み出す価値を最大化することに注力し、株主様の期待リターンを上回る経営を強く意識してまいります。
注:当社グループのコロナ禍への対応については、本日(2020年5月27日)発表のニュースリリース「コロナ禍への対応について」をご参照ください。
以 上
【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社 電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス
TEL:03-6217-6601
Email:group-cc@dentsu-group.com
株式会社電通グループでは、新型コロナウイルス対策の一環として、現在リモートワークを実施しておりますので、同期間のお問い合わせは、Eメールにてお願いいたします。