価値創造モデル

Diversity and Integration
より高い次元の課題を見つめて

生活者や社会と結びついた存在であり続けるためには、ビジネス上の課題だけではなく、人々や社会にとって切実な課題を解決する「高い次元の目的意識」を持つことが大切です。電通グループは循環する価値創造のプロセスを構築し、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。

顧客の成長・社会の成長

電通グループは多様性を包含したグループを統合し、多様なステークホルダーをつなぐ事業を展開することで、顧客にとっての新しい事業や機能・ブランド、そこに関わる人々の価値観などの創造につなげ、顧客の成長の最大化を目指していきます。それが経済の活性化や持続可能な消費と生産につながり、ジェンダーと人種の平等、異なる価値観の許容などの社会課題解決につながると信じています。さらに、その先に生まれた新たな社会課題にも取り組み、新たな価値の創出に挑戦し、これらを循環させることで、電通グループは持続可能で豊かな社会に貢献するプラットフォームとなりたいと考えています。

電通グループの機能とステークホルダーとの関係

メディア、クリエイティブ、データ&アナリティクス、システムインテグレーション、スポーツ、エンターテインメントなど、電通グループの多様なアセットを統合し、事業そのものの変革と成長を支援するIntegrated Growth Solutionを提供していきます。また同時に、個社の壁を超えたコラボレーションとグループ化によってステークホルダーの多様性を広げ、それを顧客とつなげていきます。さらに、この2つの機能を支える基盤として、顧客やパートナー、そして社会からの高い信頼を得られるガバナンス体制を整備していきます。そして、6万6千人以上の社員を有するグローバル・グループを独自のカルチャーで繋げ、オープンに、そして透明性を持ってステークホルダーに信頼されることを目指します。

メガトレンド／社会課題

気候変動といった環境問題だけでなく、人口動態の変化や格差と分断の深刻化、さらには新型コロナウイルスによるパンデミックなど、世界は転換期に差し掛かっています。これらメガトレンドや社会課題に対応していくことは、事業活動におけるリスクだけでなく、社会変革の機会でもあり、企業が持続的な成長を遂げるために重要な要素になっています。