- ・ここからは、次期2019、20年における海外事業の中期方針についてお話させていただきます。
- ・基本戦略を継続し、2020年までに、DANの事業を競合他社に先駆けて、100%デジタルエコノミーに対応させることを目指しており、6つの戦略的優先事項を設定しております。
- ・1つ目が統合ソリューションの強化です。
DANの強みは、他の競合ホールディングカンパニーと異なりネットワーク内の各専門ブランドを有機的に結びつけ、顧客ニーズに合わせた最適な統合ソリューションを提供できる点にあります。この仕組みを支えるオペレーティングモデルを継続的に発展させて、非連続な変化に直面するクライアントに対して、最善のソリューションを組み合わせて統合的に提供する体制を進化させてまいります。 - ・2つ目が、その統合ソリューションの幅を広げるためのメディア・パートナーシップとコンテンツの活用です。メディアとのパートナーシップをより強固にし、コンテンツ制作領域においても新たな試みにチャレンジするなど、新しいブランドビルディングのソリューションを開発してまいります。
- ・3つ目がデータ、およびピープルベースド・マーケティングの促進です。2016年に買収したマークル社が開発したM1プラットフォームは、DANのデータ戦略の要であり、統合ソリューションの競争力をさらに高めるものと位置付けております。