- まずはGrowthです。具体的にはマーケティングのトランスフォーメーションという新領域を、電通グループの戦略的成長領域と定めました。
- 広告という市場がかつてほどの急成長が展望できなくなっている一方、クライアントが事業構造を変革し持続的に成長していくためのマーケティング・トランスフォーメーション、ビジネス・トランスフォーメーションのニーズが拡大し、その市場は年々大きくなっています。
- その結果、コンサルティングファームやテックベンダーなどの新しい競合企業とその新市場を電通グループが争う、という状況が近年は生まれています。また、クライアントは、マーケティング・パートナーをできるだけ少数に絞り込み、バリューチェーンが連環した総合的な課題解決していきたいと考えるようになりました。
- 言ってみれば個別のケイパビリティをいかにクライアントニーズに合わせて統合するかということが問われているということです。
- 私たち電通グループは、地域ごとに差異はあるものの、グループ全体で見ればすでにこうしたサービスを提供するために必要なケイパビリティの多くを備えています。
- 例えば、変化の渦中にあるクライアントの事業のあるべき姿を考え、その成長戦略を描くコンサルティング。
- クリエーティビティを活用したオンオフ含めた顧客体験全体の設計。
- 長期の技術変革プロジェクトの推進、及びそのプロジェクト・マネージメント。
- そして特に近年、電通グループの収益の重要な柱として急速に成長しているCRMあるいはDXの実装、運用(これはクライアントのマーケティング活動のすべての起点となるため、特に重要です)。
- 電通グループは、クリエーティブやメディアといった従来のコア事業である広告領域から、テクノロジーやデータ、そしてDX、成長戦略まで幅広くケイパを広げ、
- そして、最も重要なテーマとして、それらを統合できる機能と環境を整えていきます。