2016年度上半期の総括とトピックス

海外事業における主要M&A(1月〜直近):重要性の高まる領域への戦略投資でグループ成長の礎を築く

  • 続いて、今期これまでに実施した海外事業におけるM&Aについて、説明させていただきます。
  • 先程も申し上げた通り、当社グループでは、デジタル領域の競争力強化に向け、リソースとケイパビリティの拡充を企図したM&Aを特に海外において積極的に進めており、この上半期では15件のM&Aを実施いたしました。
  • ここにあげているのは、新たに当社グループに加わった企業の一例です。世界最大かつ重要性の高い北米市場でのM&Aにフォーカスしたいと思います。
  • 例えば、カナダに本社を持ち北米で広くビジネスを展開しているカーディナル・パス社は、多様かつ大量のデータ分析とそれに基づくコンサルティングやソリューションに強みを持っており、米国の権威ある業界団体のアワードを獲得するなど、多くのグローバル企業から高い評価を得ています。
  • また、成長機会の拡大という観点では、今後更に大きな成長が期待されるBtoBマーケティング市場において、独立系としては世界最大級の事業基盤を有するジャイロ社を買収いたしました。
  • 最後に、先週リリースしました通り、米国で独立系として最大のCRM・データ・マーケティング会社であるマークル社のマジョリティ取得について合意をいたしました。
  • マークルは北米のみならず、アジア、欧州でもビジネスを展開しております。同社は、データやその分析、CRM、テクノロジーを通じて、クライアントの持つブランドへのソリューションを提供し、この分野のパイオニアとして優れた成長のトラックレコードを有しています。マークルにより、“ピープル・ベースド・マーケティング”に関するケイパビリティを当社の既存のサービスラインに加え、既存の、あるいは新規クライアントへのサービスを向上させることができると確信しております。
  • M&Aについては、ケイパビリティ向上のドライバーとして、今後も積極的に取り組んでまいります。 
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