電通
統合レポート
2019

電通グループのSDGsアクション

電通グループのSDGsアクション

電通グループはSDGsをグループ全体としての課題と捉えており、世界の大手広告5グループ(Havas、IPG、Omnicom、Publicis、WPP)とともに、グローバルに取り組む画期的なイニシアチブ「Common Ground」(共通の立場)に参加しています。
これはSDGsの実現を図るべく世界の広告コミュニケーション業界が進めている活動で、電通グループは「Goal3:Health」について、マラリアや結核などのグローバルな感染症を予防するためNGOとともに啓発活動に取り組んでいます。
一方、ビジネス視点でSDGsを推進するプロジェクトチーム「電通Team SDGs」では、電通グループだからこそできる「共創」「つなぐ」をコンセプトに、SDGsをテーマとした「伝え方」のコンサルティングや、事業共創のプロデュースを始めています。

電通Team SDGs

電通Team SDGs

「電通Team SDGs」は、ステークホルダーのSDGsへの取り組みをサポートするべく、電通グループが連携して活動を推進しているプロジェクトです。日本におけるSDGsの現状を把握するための生活者調査の公表や、SDGsの理解や社内での取り組みを推進するための各種セミナーの実施やワークショップの開発、広告コミュニケーションのコンサルティング、事業共創のプロデュース等を行っています。

【主な活動事例】
  1. 「SDGsコミュニケーションガイド」の作成

    企業の経営層や広告宣伝に関わる方々向けに、SDGsを念頭に置いて行う広告宣伝やプロモーション活動についてのガイドブック

  2. 「SDGs Movie presented by Dentsu」の制作

    電通グループが目指すSDGsとの関わり、SDGsに対しての電通の役割を広く世の中に知ってもらうためのムービー

  3. 「SDGsに関する生活者調査」の実施(2回)

    日本におけるSDGsの現状把握を目的として、全国10~70代の男女計6,576名を対象に調査を実施。調査では「認知・理解」以外に「具体的な行動」に注目し、「自治体・企業に対する期待」「SDGs実践状況の実態と障壁」「情報接触経路」についての現状とその変化についても調査している

マラリア撲滅キャンペーンを世界に広げる

電通イージス・ネットワーク Global Social Impact Manager アレクサンドラ・リマ
電通イージス・ネットワーク
Global Social Impact Manager
アレクサンドラ・リマ

2018年は「Common Ground」の一環として、Malaria no Moreと連携して世界のリーダーにマラリア撲滅を呼びかけるキャンペーンを展開しました。電通イージス・ネットワークでは、ネットワークのリソースを最大限に生かして41億ドルもの支援金を集めることができました。さらに英国などを中心にしたCommonwealthに関わる国々から2023年までにマラリア被害を半減させるコミットメントを取り付けることもできました。ルワンダで2020年に予定されている「Commonwealthサミット」では、行政に対して力強いアピールが求められます。私たちの力で市民の関心を高めて成功裏に終わらせるべく、今後もムーブメントを活発化させていきます。

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