電通
統合レポート
2019

コミュニティ

電通グループの取り組み

電通は地域社会を重要なステークホルダーと捉えており、地域社会の課題解決や発展に寄与するさまざまな社会貢献やコミュニティ活動を展開しています。社員が直接参加するボランティア活動をバックアップするなど、地域との信頼関係を構築することが、コミュニケーションのリーディングカンパニーの役割であると考えています。

社員参加型コミュニティ活動

外貨コイン分けボランティア活動
外貨コイン分けボランティア活動
絵本を届ける運動
絵本を届ける運動
中之島ウエスト クリーンアップ大作戦
中之島ウエスト クリーンアップ大作戦

認定NPO法人 日本ハビタット協会が行う外貨コイン仕分けボランティア活動に参加しています。日本国内の国際空港に設置されている募金箱には、世界各国の紙幣やコインが寄せられます。寄付は、外貨を国別に仕分けたうえでドルに換金され、東南アジアの植林事業や現地の子どもたちの生活環境改善事業の資金に充てられます。電通では、2017年から外貨コインの仕分け活動に参画しており、2018年は東京本社で2回実施し、計39名の社員が参加しました。

また、社団法人シャンティ国際ボランティア会が行う国際教育支援活動の「絵本を届ける運動」にも2018年から協力しています。絵本は、日本で出版され各言語の翻訳シールが貼付されたものが、紛争や貧困地域で暮らすアジアの子どもたちに届けられています。電通では、東京本社内で翻訳シールの貼付を2回にわたり実施し、計74名の社員が参加しました。(2019年は関西支社、中部支社も開催)

2017年11月に大阪・中之島に移転した関西支社は、地域交流を深めるため、グループ会社とともに2018年4月、中之島エリアのエコ・美化活動「中之島ウエストクリーンアップ大作戦」に参加しました。グループ全体で31名が集まり、参加した他企業の方々とともに地域のごみ拾いを実施しました。

デジタルテクノロジーで子どもたちに自信と希望を

DAN台湾他では、最北端の観光地「老梅緑石槽(ラオメイ・グリーン・リーフ)」で有名な村である老梅で、3年間にわたるCSR活動「Fly! Showmei」を展開しています。教育環境が豊かとはいえない村で、デジタルテクノロジーを活用し子どもたちの個々の能力や創造力を発揮する機会を提供しています。村内の建物の壁に子どもたちが描いた絵をペイントしたほか、子どもたちのナレーションと絵で村を紹介した映像コンテンツを作成し、村内8カ所にスマートフォン経由で視聴できるスポットを設置しました。また、子どもたちには、自身が描いた絵本からつくられたVRコンテンツの視聴も体験してもらいました。この取り組みへの注目度は高く、SNSでの再生回数では520万回に達しました。「Fly!Showmei」は、子どもたちに自信と希望を与えるきっかけになると考えており、将来、地域に大きな変革をもたらすことを期待しています。

Showmei:老梅に住んでいる子どもたちを表すニックネーム

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